【活動報告】テレビの通販番組をみない日はないでしょう。インターネットで申し込めば、翌日には宅配便が届く時代になりました。
2025.8.25

新型コロナウイルス感染症による外出自粛もあって、さらに小口配送は増えています。国内の貨物輸送量は年間40億トンを超えますが、その9割以上を担っているのがトラック輸送です。物流なくしては、日本の経済が成り立たないことから、「物流は日本経済の血液」と例えられています。
25日午後、公益社団法人全日本トラック協会小倉分会にお邪魔させてもらいました。大量の品物を運ぶトラックは社会を支える「エッセンシャルワーカー」と言えますが、自動車の運転業務の時間外労働は年間960時間の上限規制が適用されることになったこともあって、ドライバー不足が懸念されています。ドライバーの高齢化も大きな問題です。
小倉分会の顧問として、冒頭ご挨拶をさせていただいた際には、北九州や業界の活性化のキーとなる北九州下関道路の早期実現についてはもちろんですが、働き方改革についても言及しました。
何も対策を講じなければ、2030年度には34%の輸送力が不足する可能性があるとされています。「送料無料」をうたう通販もありますが、送料は業者が負担しているのです。配達日時に、確実に荷物を受け取り、再配達を減らすことも大切です。
物量業界では、人手不足に対応するため、AI(人工知能)による物流管理システムの構築、人の代わりに仕分けや荷役を行ってくれる自動ロボットの導入などが必要です。より豊かな生活の実現のため、政治が物流の機能維持に支援していくことが求められており、そのお手伝いをしていきます。
五枚目の写真は、地元の花火の夕べです。お声かけいただき、誠に感謝いたします。盆踊り一緒に踊れて楽しかったです。
これからも日本一の草の根運動を通じて、地域や、生活を支える皆様方の生のお声を聞き続けます。ご指導よろしくお願い申し上げます。



