【活動報告】石破茂首相と韓国の李在明大統領との首脳会談は、24日朝のトップニュースでした。安全保障や少子高齢化などの問題で協力を深め、未来志向で関係を発展させる方針を確認したそうです。
2025.8.24

就任前には、日本を「敵性国家」としていた李大統領が、日本重視の姿勢を示し、会談は無事に終わったようですが、他国との交流に批判的な動きも出てきています。日本で働く外国人に不安を抱く人たちもいます。7月の参院選では、「日本人ファースト」を掲げた参政党は議席を伸ばしました。特定の観光地に外国人が集中するオーバーツーリズム、賃金が上がっても、社会保険料の負担が大きいこと、物価高などの経済情勢が背景にあるのでしょう。
2024年現在、在留の外国人は約377万人です。中国やベトナム人が多いといいいます。北九州市にも1万人を超える外国人が暮らしています。団塊世代が現役に引退、日本の労働力人口は急速に縮小しています。全国で人手不足の悲鳴が上がっており、それを外国人が穴埋めしています。コンビニエンスストアで外国人がレジを担当しているのは当り前の光景になりました。
これから外国人とどう向き合っていくのか、は大きな問題です。問題を解決するには、外国人の力も活用して、国内経済を強くしていくしかないような気がします。強い経済力を取り戻すことは、安全保障にもつながるのではないでしょうか。
この日も「日本一の草の根運動」を展開しました。多くのイベントに参加したところですが、中でも地蔵尊祭りの日ということもあり、地蔵桜丘・水かけ地蔵と城野地蔵盆等のお地蔵さんのお祭りに立て続けに参加したところです。
そもそも、水かけ地蔵とは、江戸時代、長崎街道を往来する人々が集まる「手向山(たむけやま)」の地蔵堂に祀られていたお地蔵様です。当時、旅の難所であった小倉と門司を結ぶ道において、どんなに日照りが続いても清水が湧き出る場所がありましま。自然と、旅人がその水を飲み、お地蔵にかけて祈願する習わしが生まれ、「水かけ地蔵」と呼ばれるようになりました。
現在の地蔵は昭和三十年に建立されたもので、もとは街道の道中安全・旅の無事を祈るため信仰されていました。
毎年八月二十四日には「地蔵尊祭」が行われ、豊臣秀吉の時代から伝わるとされる伝統行事で、今でも地域の人々に篤く信仰され、本日の祭礼では参拝者で賑わっています。
現在、北九州では様々な新しい取り組みが行われておりますが、古い文化伝統を大切にした上で、地域とも連携をしていく気持ちを忘れずに、走り回ろうという気持ちを改めて引き締めることが出来ました。


