吉村はるか

活動ブログ画像

Topics・blog

トピックス・活動ブログ

情報を発信中

【活動報告】先の大戦の終結から80年――。戦地で亡くなった軍人、軍属、原爆や空爆の犠牲になった市民らは300万人を超えると聞いています。

2025.8.15

終戦の日の15日は、各地で、さまざまな追悼の催しや平和を祈る式典が開かれました。正午前から日本武道館で開催された全国戦没者追悼式には天皇、皇后両陛下もお迎えし、石破茂首相も出席しました。参列者の半数以上を戦後生まれが占め、戦争を直接知る世代が減っていることが分かります。

今回、首相談話の見送りが大きく報じられていますが、いずれにしろ、敗戦の混乱、戦後復興、高度成長、バブル景気、失われた30年などを経て、現在の豊かな日本があることは間違いありません。先人たちの労苦に改めて敬意を表します。

地元の北方校区でも午後4時から、集会所で合同慰霊祭があり、出席しました。この会場でも戦争体験者の出席者はほぼ居らず、戦争の記憶が薄れつつありことを思い知らされます。

この日に合わせ、各メディアが「日本を巻き込んだ大きな戦争が起こる可能性」「自衛隊を増強をすべきか」などの世論調査を実施しています。どの調査でも、以前より戦争の可能性が高まっているように感じます。中国の強硬姿勢、北朝鮮の相次ぐミサイル発射などが背景にあるのでしょう。

それでも私は、「平和な日本がこれからも続くように」と、心から願っています。そしてそのために、どんな小さなことでも積み重ね、取り組みを続けていく覚悟です。

私は、平和は“願い”ではなく、“責任”だと思っています。

「戦争とは、他の手段をもってする政治の延長である」この言葉は、海外の名著といわれている本の言葉です。世界は今でもこの現実の中にあります。

だからこそ、理想を語るだけでは足りない。

現実を見据えた備え、対話、外交、抑止力、すべてを含めた「現実的な平和主義」を、私たちは貫かねばなりません。

平和は、あらゆる努力の先にしかありません。

私はこれからも、地域を、国を、未来を守るために、走り続けてまいります。

今こそ、次の世代に「責任ある平和」を遺す時です。どうか、皆様のご指導ご鞭撻を、引き続き賜りますようお願い申し上げます。

戻る

©2025-2035 Yoshimura haruka