【再開後のインスタ更新三十日目】

【5257日目の活動】

株高とともに円安が進行し、「高市トレード」という言葉まで登場しました。高市総裁の地元、奈良市の自動車博物館では、高市総裁が愛用したスポーツカー「スープラ」（トヨタ）が展示されていることを、テレビが報じています。東京では、総裁就任をお祝いする新商品「さなえちゃん紅白まんじゅう」の販売も始まりました。

各地で「高市総裁」がブームになっている感がありますが、それに水を差す動きがありました。高市総裁と公明党の斎藤鉄夫代表が１０日、国会内で話し合いましたが、公明党が求める企業・団体献金の規制強化についての隔たりが埋まらず、斉藤代表が自民党との連立から離脱する方針を伝えたのです。斎藤代表は首班指名でも「斎藤と書く」と明言しており、高市総裁が首相になれるかどうか、微妙な情勢になってきています。自民党と公明党は１９９９年以来、共同歩調を取ってきただけに、残念なことと言わざるを得ません。

斎藤代表が指摘するまでもなく、いわゆる「政治のカネ」は大きな問題ですが、国民が求める「待ったなしの問題」は「物価高対策」ではないでしょうか。世界を見渡すと、中東ではイスラエルとイスラム主義組織「ハマス」が和平案に合意したようですが、ウクライナでは戦争が続いています。与野党が協力して、一刻も早く、内外の喫緊の諸課題に取り組んでもらいたいものです。